11月5日、阪神タイガースは38年ぶりの日本一になった。

前回の日本一は１９８５年で私が３１歳の時で、３番目の娘が生まれる

前の年でした。今はその娘に子供ができ、(私の孫）時の長さを感じます。

この時は強かった。というより、よく打った。

だけど今年はつなぐ野球で、見ていてわくわくした。

「この選手に回せば何とかなる。」という選手はいないが、個々が個性

を発揮し、本当に楽しませてくれた。

３８年前のチームはよく打った。今年のチームはよくつないだ。

ファーボールでもなんでもいいので、次の打者につないだ。

見ている方は、ドキドキ感が長く続くので、本当に面白かった。

只、１９８５年のチームと今年のチームの共通点は「ムードメーカー」

の存在です。

１９８５年は川藤幸三選手が、今年はドミニカ出身のヨハン・ミエセス

がムードメーカになっていました。

個人的にはこのムードメーカが陰のＭＶＰだと思ってます。

田坂広志氏著の「運気を磨く」にも書かれていますが、

「良い運気」を引き寄せるには「ムードメーカー的メンバー」の存在が必要

と記されています。理由は

チーム全体にムードが良くなる→リラックスする→力を発揮できる→さらにムードがよくなる

このような好循環が生まれるから。であります。

祝勝会で岡田監督が「ミエちゃん主役ちゃうよ！」に対し「そんなの関係ねえ！」

とたどたどしい日本語で切り返したところは痛快でした。そうです、何があっても「そんなの関係ねえ！」

精神は大事です。

ミエちゃんあっぱれ！君は主役だ！